CONCEPT
法律の違い
イメージ的に
・理容師は、和食のように素材の味を生かして引き出すもの
・美容師は、洋食のように味を足しておいしくするもの
と答えるようにしてます。
詳しく言うと、
理容師には「理容師法」
美容師には「美容師法」
と、それぞれ法律から違います。
理容師法には、
「頭髪の刈込、顔そり等の方法により、容姿を整えること」
(第1条の2第1項)
美容師法には、
「パーマネントウエーブ、結髪、化粧等の方法により、容姿を美しくすること」
(第2条第1項)
とあります。これだけだと分かりにくいかもしれませんけど、昔は男性は理容院、女性は美容院という明確な区切りがあったようです。実際2015年7月までは《美容師は男性客にパーマなどをせず、散髪だけをすることを禁ずる》という厚労省の通知がでてました。
まあ実際は、守る人が少なくて黙認されてた状態だったんですが。
ということで、『今明確に違うところは?』というと
・顔そりができるのが理容師
・マツエクができるのが美容師
となります。
・・・でも実は、化粧に伴うものであれば美容師でも軽い顔そりはOKなんです。
時代の流れとともに
日本では昔は髪結いと呼ばれていました。
髪を切るわけではなく「ちょんまげ」を結うからです。
なので、自分の店を持ってた人が【髪結い床】→【床屋】と呼ばれていました。
明治時代になって断髪令が出て「ちょんまげ」が無くなったため
【理髪業従事者】→【理容師】になったのですが
今でも【床屋】は死語にならずに残っています。
美容師は1957年(昭和32年)に主に女性のために理容師法から独立して美容師法ができました。
だから男性は理容院、女性は美容院って分かれたんです。
1974年(昭和49年)頃に男性の長髪ブームがありました。
理容院でのパーマや美容院での男性のカットをするようになり業界内で大論争になったそうです。
そこで厚労省から
「美容院では、パーマを伴うカットは男女問わず認めるが男性のカットのみは認めない。理髪店では、男性の仕上げパーマは認めるが女性のパーマは認めない。」
という通知が出されることになりました。
けれど、業界以外の人はこんな通知知りませんよね。
お客様は理容美容関係なく、気に入った店に通われるし1998年前後のカリスマ美容師ブームなどもあり、男性も美容院に通う人が多くなったので、この通知も2015年になくなりました。
だから、今は違いは曖昧な感じになっているのが実際のところです。
髪を切るわけではなく「ちょんまげ」を結うからです。
なので、自分の店を持ってた人が【髪結い床】→【床屋】と呼ばれていました。
明治時代になって断髪令が出て「ちょんまげ」が無くなったため
【理髪業従事者】→【理容師】になったのですが
今でも【床屋】は死語にならずに残っています。
美容師は1957年(昭和32年)に主に女性のために理容師法から独立して美容師法ができました。
だから男性は理容院、女性は美容院って分かれたんです。
1974年(昭和49年)頃に男性の長髪ブームがありました。
理容院でのパーマや美容院での男性のカットをするようになり業界内で大論争になったそうです。
そこで厚労省から
「美容院では、パーマを伴うカットは男女問わず認めるが男性のカットのみは認めない。理髪店では、男性の仕上げパーマは認めるが女性のパーマは認めない。」
という通知が出されることになりました。
けれど、業界以外の人はこんな通知知りませんよね。
お客様は理容美容関係なく、気に入った店に通われるし1998年前後のカリスマ美容師ブームなどもあり、男性も美容院に通う人が多くなったので、この通知も2015年になくなりました。
だから、今は違いは曖昧な感じになっているのが実際のところです。
男のカッコいいをかなえたい
- 見た目
- 清潔感
- 見た目に気を配るという意識
- 薄毛でもカッコいい
- 自分にできること
- さりげない気遣いができる
- さりげない気遣いができる
- 余裕がある
- ひとり時間の過ごし方がオシャレ
- 人の意見を聞ける
- 博識
- 真似からでいい
- オンオフを上手に切り替えていて、遊びも仕事もしっかりこなす大人
硬い髪の人がいて柔らかい髪の人がいて、
丸い顔の人がいて四角い顔の人がいて、
ハチが張ってる人や後ろが絶壁の人もいますけど、
基本的に似合わない髪形って無いと思っています。
正確には似合うようにバランスをとって切りさえすれば、どんな髪型でも合わせられると思います。
もちろん、針金のような硬い髪を柔らかいくせ毛風にカットするなんてのは無理ですけど、そういうことではなく、カットさえきちんとしてればどんな人でもカッコよく仕上げる事ができます。
そして、カットさえきちんとしてれば洗って乾かしただけで髪形がまとまるようになります。
それが理容師のカットの基本なので。